[読書]人間失格
読んだ本
人間失格ーまんがで読破ー
なぜ読んだか
タイトルは知っていましたが、まともに読んだ事が無かったため。
概要
弱虫は幸福をさえおそれるのです。
太宰治が死の直前に書き上げた自伝的小説。
人間は何故生きなければならないのか?
人に嫌われる事をおそれ道化を装い本当の自分を表に出せずに育つ主人公、葉蔵。
その孤独な生涯とは…
感想、読後感
主人公葉蔵の子供時代は自分自身の子供の頃と似ている気がしました。
何度も生き方を立て直そうとする主人公だが、一人の友や信頼する人によって元の生き方に戻されてしまう。悪友は近づけない事が大事だと思いました。同時に感化されない自分を保たなければならないとも思いました。しかし、それは言うはやすし行うががたし。とも思います。
ー無垢の信頼心は罪なりやー
- 自殺未遂の繰り返し
- アル中から薬中へ
- けがらわしい罪にあさましい罪が重なる
- 自分の不幸は拒否する能力のない者の不幸だったと思い付く
- ー無抵抗は罪なりやー
- ー廃人ー
- ー人間失格ー
- そして…
- いまの自分には幸福も不幸も無いと感じるようになる
- ただいっさいは過ぎていきます…
- ただいっさいは過ぎていきます…
と締め括っています。
私自身はかなり好きです。